
交際中の相手との結婚生活が、イメージできないときは
特別なデートだけでは、
毎日の暮らしは見えてきません。
「いい人なんです。でも、この人と結婚して暮らしている姿が、どうしても思い浮かばなくて」
交際が続いている方から、こうしたご相談をいただきます。会えば楽しい。嫌なところもない。それなのに、結婚生活のイメージだけがわかない。そのまま交際を続けていいのか、迷ってしまうものです。
この記事では、交際中の相手との結婚生活がイメージできないときに考えたいことと、「日常」を一緒に過ごしてみる方法をお伝えします。
イメージできないのは、相手のせいとは限らない
結婚生活がイメージできないとき、「この人とは合わないのかもしれない」と考えがちです。でも、よく話を伺うと、理由は別のところにあることも少なくありません。
いちばん多いのは、これまでのデートが、食事やお出かけなど「特別な日」ばかりだったというケースです。きれいなお店で向かい合って話す時間からは、毎日の暮らしはなかなか見えてきません。
特別なデートだけでは、暮らしは見えない
結婚生活の大部分は、特別な日ではなく、何気ない日の積み重ねです。朝起きて、食事をして、買い物をして、少し疲れて帰ってくる。そんな普段の時間を一緒に過ごせるかどうかが、結婚後の心地よさを左右します。
だからこそ、交際が進んだら、少しずつ日常に近い時間を一緒に過ごしてみることをおすすめします。特別な場所でなくても、二人で並んで歩き、同じものを見て、何気ない言葉を交わす。そうした時間の中で、「この人の隣は落ち着く」という感覚が育っていきます。
日常に近いデートの例
- 朝市やマルシェで、季節の野菜や果物を一緒に選ぶ
- スーパーやホームセンターで、日用品を見て回る
- 朝の散歩をして、近くの店で朝ごはんを食べる
- 家具店や雑貨店で、「部屋に置くならどれがいいか」を話す
- 雨の日に、予定を変えて過ごしてみる
どれも、特別なお金や準備はいりません。昼間の短い時間でできるので、仮交際の段階でも取り入れやすいデートです。デートの場所の選び方は、婚活デートの場所、1回目から4回目までも参考にしてください。
買い物の時間に、見えてくること
一緒に買い物をすると、会話だけでは分からないことが自然に見えてきます。
- お金の使い方:値段を見比べるか、気に入ったら迷わず買うか
- 決め方:すぐに決めるか、じっくり考えるか
- 気づかい:重い荷物を持つ、相手の歩く速さに合わせる
- 待ち方:相手が選んでいる間、どう過ごしているか
どれも、結婚してから毎日のように出てくる場面です。お金の考え方については、真剣交際に進んだら最初に話したい「お金」のことでまとめています。
食事の時間にも、暮らしが見える
一緒に食事をする時間も、暮らしを知る大切な手がかりです。お店で何を選ぶか、食べる速さ、好き嫌いへの向き合い方。毎日一緒に食卓を囲むことを想像しながら、相手の様子を見てみてください。
高級なレストランより、普段使いの定食屋やカフェのほうが、相手の素の姿が見えることもあります。食の好みの違いについては、食の好みが合わない相手と結婚できる?でまとめています。
見るのは「同じかどうか」より「話し合えるかどうか」
買い物の仕方や時間の使い方が、自分とまったく同じ人はいません。違いが見つかったときに大切なのは、その違いを責めずに、「私はこうなんだけど、どう思う?」と話し合えるかどうかです。
違いがあっても、お互いに歩み寄れるなら、結婚生活はうまくいきます。反対に、小さな違いを話題にすることさえ難しいと感じるなら、それも大切なサインです。
結婚後の一日を、言葉にしてみる
真剣交際に進んだら、結婚後の一日を、二人で具体的に話してみてください。平日は何時ごろに起きるか。夕食は誰がいつ作るか。休日の午前中はどう過ごしたいか。
言葉にしてみると、ぼんやりしていたイメージが少しずつ形になっていきます。住まいのことは結婚後の住まいはどう決める?、家事のことは結婚前に話したい家事の分担も参考にしてください。
自分の「結婚生活のイメージ」があいまいなことも
相手との暮らしがイメージできない理由が、実は「自分がどんな結婚生活を送りたいか」をまだはっきり描けていないことにある場合もあります。
どんな朝を迎えたいか、休日はどう過ごしたいか。一度、自分の理想の暮らしを書き出してみると、相手との暮らしも考えやすくなります。書き出し方は、婚活の自己分析|結婚に何を求めているかを書き出す方法でまとめています。
それでもイメージできないときは
日常に近い時間を過ごし、結婚後の話もしてみた。それでもイメージがわかないときは、気持ちの問題が隠れていることもあります。「いい人だけど好きになれない」と感じている場合は、いい人なのに好きになれないときはも読んでみてください。
一人で考えていると、「自分が贅沢なのかもしれない」と悩んでしまうこともあります。交際の様子をカウンセラーに話してみると、どこで迷っているのかが見えてきます。真剣交際で迷っている女性は、真剣交際で結婚を決めきれない女性へもあわせてご覧ください。
少し疲れている日に会ってみる
いつも体調のいい日、気持ちに余裕のある日にだけ会っていると、相手の「普段の顔」はなかなか見えません。仕事が忙しい週の夕方に、短い時間だけ会ってみる。そんな日に、相手がどんな表情をしているか、自分がどう感じるかも、大切な手がかりです。
疲れているときでも気をつかわずにいられる相手かどうか。それは、結婚後の毎日の心地よさに、そのままつながります。
相手にも、同じ気持ちがあるかもしれない
結婚生活がイメージできないと感じているのは、自分だけではないかもしれません。相手も同じように、「この人との暮らしはどうなるだろう」と考えていることがあります。
「結婚したら、休日はどんなふうに過ごしたいですか」と、軽い問いかけから始めてみてください。お互いにイメージを言葉にしていくと、二人で一緒に暮らしの形を描く時間になります。一人で答えを出そうとしなくて大丈夫です。
30代・40代の交際だからこそ
30代・40代になると、仕事や住まい、暮らしのリズムが、すでに出来上がっていることが多いものです。だからこそ、お互いの暮らしをどう重ねていくかを、交際中にすり合わせておくことが大切です。
特別な日の楽しさと、普段の日の心地よさ。その両方を確かめられたとき、結婚生活のイメージは自然と浮かんできます。
結婚生活がイメージできずに迷っている方へ
イメージできないのは、相手のせいとは限らない。特別な日だけでなく、日常に近い時間を一緒に過ごしてみる。違いは、話し合えるかどうかを見る。結婚後の一日を言葉にしてみる。
Aira Marie では、交際の進め方や迷っている気持ちも、男性カウンセラーと女性カウンセラーが一緒に整理します。