「たぶん独身」の人に、あなたの大切な時間を使わないで。
相手が「独身です」と言っている。ただ、それだけです。
あなた自身が確認したわけではありません。
「独身ですよ」
そう言われたら、普通は信じますよね。初めて会った人に、「本当に独身ですか?」「証明できますか?」なんて、なかなか聞けません。
マッチングアプリで婚活をしている人の多くは、相手の言葉を信じるところから始まります。
プロフィールには「未婚」と書いてある。結婚願望も「良い人がいれば」。メッセージも丁寧。仕事もしっかりしている。写真の印象も悪くない。何度か会ってみたら、一緒にいて楽しい。
そして少しずつ、「この人、いいかもしれない」と思い始める。
でも、その人が本当に独身なのか。あなた自身が確認したわけではありません。相手が「独身です」と言っている。ただ、それだけです。
少し意地悪な言い方をするなら、「独身の人」と出会っているのではなく、「たぶん独身の人」と出会っている。
アプリ婚活には、
この「たぶん」があります。
もちろん、マッチングアプリを否定するつもりはありません。今では当たり前の出会い方ですし、アプリで出会って結婚した方もたくさんいます。
ただ、恋人を探すことと、結婚相手を探すことは、少し違います。30代、40代になり、「次に付き合う人とは結婚を考えたい」——そう思っているのであれば、時間の意味も変わってくるからです。
「結婚願望あり」=「あなたと結婚を考えている」ではありません
アプリのプロフィールには、「結婚願望あり」という項目があります。これを見ると、少し安心しますよね。
でも、「いつかは結婚したい」という人と、「1年以内に結婚するために、今活動している」という人では、同じ「結婚願望あり」でも意味はまったく違います。
- 「良い人がいたら」
- 「2〜3年後くらいには」
- 「今は仕事が忙しいから、そのうち」
これも全部、広い意味では結婚願望ありです。だから難しいんです。
好きになってから、「え? 結婚はまだ考えてないの?」となる。半年付き合ってから、「今は結婚する気はない」と言われる。
相手が嘘をついていたとは限りません。ただ、最初から二人の目的と時間軸が違っていただけ。
でも、気持ちが入ってしまった後では、「そうなんだ。じゃあ仕方ないね」では終われません。半年という時間だけでなく、その人を好きになった気持ちまで残るからです。
数字を単純化して考えてみてください
そして、少し残酷な話もします。例えば、こんなアンケート結果があったとします。
女性10人に聞いたら、3人が「彼氏ができた」と答えた。ところが男性10人に聞いたら、「彼女ができた」と答えたのは1人だった。
もちろん、実際のアンケートなら、男女の母集団や年齢、調査期間、交際の定義などを揃えなければ単純には比較できません。ですから、この数字だけで何かを断定することはできません。
でも、あえて同じ条件の世界だと仮定して、数字だけを単純化して考えてみてください。
女性3人に彼氏ができている。一方、彼女ができた男性は1人。ちょっと不思議ですよね。
極端に考えれば、一部の男性に複数の女性が集中している。そんな可能性も出てきます。もっと極端に言えば、1人の男性が、同じ時期に3人の女性と関係を持っている。そんな構図だって、理屈の上では成り立ちます。
もちろん、「アプリの男性は複数交際している」と言いたいわけではありません。真剣に一人の女性を探している男性もたくさんいます。
でも、アプリという仕組み上、相手が他に何人と会っているのか。恋人がいるのか。本当に独身なのか。それを完全に把握するのは難しい。
あなたが「やっと素敵な人に出会えた」と思っているその瞬間、別の女性も同じ男性について、「やっと素敵な人に出会えた」と思っている可能性だってあるのです。
既婚者のほうが、素敵に見えてしまうことがある
そして、もう一つ残酷なことがあります。少し皮肉な話ですよね。
もちろん、「既婚者だから魅力的」という意味ではありません。でも、家庭があり、すでにパートナーがいる男性の中には、恋愛に対して必要以上に焦っていないからこそ、余裕のある振る舞いができる人がいます。
- 女性に好かれようと必死にならない
- 返信を催促しない
- 距離の詰め方にも慣れている
- 女性との会話にも慣れている
- 清潔感がある
- 話を聞く余裕もある
そして何より、「この女性と絶対に付き合わなければ」という焦りがない。
その余裕が、「大人っぽい」「落ち着いている」「包容力がある」「この人、他の男性とちょっと違う」——そんな魅力として映ってしまうことがあります。
でも、その余裕の理由を私たちは知りません。もしかすると、すでに帰る場所があるからこその余裕かもしれない。
もちろん、これは一つの可能性の話です。ただ、もし結婚を目的としているなら、ここは軽く考えないほうがいいと思います。
好きになった後では、人は冷静ではいられません
最初は、「変な人だったらすぐやめよう」と思っていたはずなのに。
何度も会って、LINEが毎日来て、休日を一緒に過ごして、少しずつ相手を好きになる。すると、人は信じたくなります。
- 「仕事が忙しいだけだよね」
- 「土日に会えないのも仕事だから」
- 「家に呼んでくれないのは、まだ付き合ったばかりだから」
- 「連絡できない時間があるのも仕方ない」
違和感があっても、好きになればなるほど、相手を疑う理由ではなく、相手を信じるための理由を探してしまう。
これは決して、その人が見る目のない人だからではありません。人を好きになるというのは、そういうことでもあると思います。
だから私は、「もっと男性を見る目を養いましょう」だけでは解決しないと思っています。相手が隠していることまで、人柄だけで見抜くのは簡単ではないからです。
だったら、好きになる前に確認できることは、確認しておけばいい。
結婚相談所は、少し面倒です
独身証明書。本人確認のための書類。収入に関する証明。学歴を記載する場合には、それを確認するための書類。
結婚相談所では、活動を始めるまでに必要な手続きがあります。正直、アプリより面倒です。
スマホを開いて、写真を登録して、プロフィールを書いて、その日のうちに誰かとマッチング。そんな手軽さはありません。
でも私は、その「面倒くささ」に意味があると思っています。なぜなら、結婚を考えている人にとって、最初に確認できることを確認してから出会えるからです。
信頼は、身元証明から。
結婚相談所のメリットというと、「条件の良い人を紹介してもらえる」と思われることがあります。でも、本当に大切なのはそこだけではありません。
相手の基本的な身元を、自分一人で疑い続けなくていい。これも、とても大きなメリットです。
「本当に独身なのかな?」「プロフィールは本当かな?」そんなことを考えながらデートをするのは、疲れます。
本来、二人が時間を使うべきなのは、もっと違うことではないでしょうか。
- 一緒にいると落ち着くのか
- 会話のテンポは合うのか
- 食事の好みはどうなのか
- お金についてどう考えているのか
- 仕事をどう考えているのか
- 家族をどう考えているのか
- 子どもについてどう考えているのか
- 休日をどんなふうに過ごしたいのか
そして何より、この人と一緒にいる自分を好きでいられるか。そこを見るために時間を使ってほしいのです。
「たぶん独身」から始めなくてもいい
婚活には、どれだけ準備しても分からないことがあります。会ってみなければ、好きになれるかは分かりません。性格が合うかも分かりません。価値観が100%一致する人なんていません。結婚したら必ず幸せになれる、なんて保証もありません。
だからこそ、確認できることくらいは、最初に確認された環境で始める。それでいいと思うんです。
「たぶん独身」「たぶん結婚する気がある」「たぶんプロフィールは本当」——そんな「たぶん」を一つずつ減らして、そのぶん、目の前にいる人自身を見るために時間を使う。
30代・40代だからこそ、時間を大切にしてほしい
私は、「30代だから急いで」「40代だからもう時間がない」——そんなふうに焦らせる婚活は好きではありません。年齢だけで結婚を急ぐ必要はありません。
でも、結婚したいと思っている人が、結婚する気のない相手に何年も時間を使ってしまうこと。これは、できれば避けてほしいと思っています。
仕事もある。友達との時間もある。家族との時間もある。趣味だって大切にしたい。30代、40代は忙しい。
その忙しい毎日の中から、あなたは婚活のために時間を作っている。だったら、その時間をもっと大切にしていい。
「素敵な人かどうか」だけではなく、「自分と同じように、結婚を目的としてここにいる人なのか」。そこから出会いを始めてもいいと思うんです。
好きになってから確認するのではなく、確認してから好きになる
この順番は、似ているようで大きく違います。
好きになって、たくさん思い出を作って、心を預けてから、「ところで、本当に独身だよね?」と確認する。
そうではなく、独身であることが確認された人たちの中から、好きになれる人を探す。結婚相談所は、そのための場所でもあります。
もちろん、証明書があるからその人の人柄まで保証されるわけではありません。誠実さも、優しさも、相性も、最後は自分で確かめていくものです。
でも、最初から確認できるものまで、あなたがリスクを背負う必要はありません。
人を疑いながら恋愛する必要はありません
でも、信じることと、確認しないことは別です。
あなたの時間は有限です。そして、人を好きになるということは、時間だけではなく、自分の心もその人に預けるということです。
だからこそ、「たぶん」で始めなくてもいい。
「たぶん独身」の人ではなく、
独身であることが確認された人と出会う。
その上で、たくさん話して、笑って、時には悩んで、「この人と一緒に生きていきたい」と思える人を探せばいい。
恋愛に使う時間は、相手を疑うためではなく、相手を知るために使ってほしい。
Aira Marie は、IBJ正規加盟店として、必要な書類を提出した方同士の出会いから婚活をスタートします。
もし今、マッチングアプリを続けながら、「このままでいいのかな」と少しでも感じているなら。一度、考えてみてください。
あなたが探しているのは、「たぶん独身の素敵な人」ですか? それとも、「結婚するために、今ここにいる人」ですか?
大切な時間だからこそ、出会う前の安心から選んでもいい。「たぶん」から始めない婚活を。それが、Aira Marie が大切にしている出会い方です。