
仮交際「他にも会っている人いる?」
聞く?聞かない?
人数より、
二人の関係を聞いてみる。
結婚相談所で仮交際が始まり、何度かデートを重ねると気になってくることがあります。
「ほかにも会っている人はいるのかな?」「私が一番ではないのかもしれない」「真剣交際を考えているのは、私だけ?」
マッチングアプリなら、ほかの人とも連絡を取っている可能性があると分かっていても、結婚相談所では「交際」という言葉が使われるため、一対一の関係を想像する方もいます。
しかし、結婚相談所の仮交際は、一般的な恋人関係とは少し違います。お互いを知るための期間なので、複数の方と同時に仮交際することも珍しくありません。
仕組みとしては理解できても、気持ちまで割り切れるとは限りません。では、仮交際中に「ほかにも会っている人はいますか?」と聞いてもよいのでしょうか。
聞くこと自体が悪いわけではありません。
ただ、人数を確かめることより、
「自分との関係をどう考えているか」を
確認するほうが大切です。
なぜ複数交際が認められているのか
結婚相談所の仮交際は、お見合い後に「もう一度会ってみたい」と双方が思ったところから始まります。
この段階では、まだ一度しか会っていないことも多く、相手の性格や価値観、結婚観までは分かりません。一人だけに絞ってから相性が合わないと分かった場合、また最初からお見合いを始めることになります。これでは婚活に時間がかかり、相手を慎重に見極めることも難しくなります。
そのため、仮交際では複数の方と会いながら、自分に合う相手を見つけていく仕組みになっています。
複数交際をしているからといって、不誠実とは限りません。むしろ、限られた期間の中で結婚相手を真剣に探すためのルールです。
ただし、複数の人と会うことと、相手を雑に扱うことは別です。予定を何度も変更する、連絡を放置する、ほかの人と比較する発言を繰り返す。このような行動があれば、交際人数ではなく、その人の誠実さを見直す必要があります。
「ほかにもいる?」と聞きたくなる本当の理由
この質問をしたくなるのは、単なる好奇心だけではありません。
「私は選ばれるのだろうか」「急に交際終了になったらどうしよう」「この人に時間を使い続けて大丈夫だろうか」。そんな不安が隠れていることがあります。
特に30代・40代の婚活では、仕事や生活も忙しく、使える時間には限りがあります。毎週デートの時間を確保しているのに、相手の気持ちが見えないと、不安になるのは自然なことです。
しかし、ほかの人がいるかを聞いても、不安がすべて解消するとは限りません。
「一人います」と言われれば、その人との進み具合が気になります。「いません」と言われても、今後お見合いをするかもしれません。
知りたいのは人数ではなく、自分との関係に前向きなのかということではないでしょうか。
聞かないほうがよい質問
仮交際中でも質問の仕方によっては、相手に強いプレッシャーを与えます。たとえば、次のような聞き方です。
- ほかに何人と会っているんですか?
- 私とその人、どちらが本命ですか?
- その人とは何回デートしましたか?
- 私より条件がいい人ですか?
- もう私だけに絞ってくれませんか?
まだ関係が浅い段階で答えを迫ると、相手は気持ちを確認されているというより、行動を監視されているように感じることがあります。
仮交際相手の名前、職業、年齢、住んでいる場所などを詳しく聞く必要もありません。情報を知るほど比較をやめられなくなり、「自分より若いのでは」「年収が高いのでは」と、想像で自分を追い込んでしまいます。
婚活で見るべきなのは、会ったことのない誰かではありません。目の前の相手と自分の関係です。
聞くなら「ほかの人」ではなく「二人の関係」を
相手の気持ちを確認したいなら、第三者について質問するより、自分たちについて話すのがおすすめです。たとえば、次のように伝えます。
- 「私は〇〇さんとの時間が楽しくて、もう少し関係を深めたいと思っています。〇〇さんは、今の交際をどう感じていますか?」
- 「何度かお会いして、真剣交際も少し意識するようになりました。〇〇さんの気持ちも聞かせてもらえますか?」
- 「これから結婚観についても話していきたいのですが、〇〇さんはどう思っていますか?」
これなら、相手にほかの交際状況を公開させるのではなく、自分との関係について考えてもらえます。
ポイントは、相手に聞く前に自分の気持ちを伝えることです。質問だけをすると、相手は「何と答えるのが正解なのだろう」と身構えます。先に自分の気持ちを話すことで、責めるための質問ではないと伝わりやすくなります。
どうしても確認したい場合の聞き方
真剣交際を考える段階になり、どうしても複数交際の状況が気になる場合は、柔らかく確認しても構いません。
「仮交際では複数の方とお会いできることは
理解しています。答えにくければ
無理に答えなくて大丈夫ですが、
今後の進め方についてどう考えているか
聞いてもいいですか?」
この聞き方なら、人数や相手の詳細ではなく、今後の方向性を確認できます。相手が答えにくそうなら、その場で追及しないことも大切です。
また、結婚相談所では担当カウンセラーを通して、お相手相談所に温度感を確認できる場合があります。本人同士で聞きにくいことは、無理に直接ぶつけず、カウンセラーに相談する方法もあります。
聞かれた側は、どう答える?
自分が「ほかにも会っている人はいますか?」と聞かれることもあります。その場合、嘘をつく必要はありませんが、相手を不安にさせるほど詳しく話す必要もありません。
- 「仮交際中の方はいます。ただ、あなたとのご縁も大切に考えていて、これからもっと知っていきたいと思っています」
- 「お見合いの予定はありますが、今は一人ひとりと誠実に向き合いたいと思っています」
- 「人数や詳しい内容は控えたいですが、今後についてはきちんと話していきたいです」
このように、事実だけで終わらせず、目の前の相手をどう思っているかまで伝えると安心感につながります。
反対に、「三人いるけれど、今のところあなたが一番です」と順位を伝えるのはおすすめできません。その時点では安心させられても、相手はその後も順位を気にするようになります。人を競わせるような表現は、信頼関係を育てにくくします。
大切なのは「選ばれること」だけではない
複数交際になると、どうしても「相手から選ばれたい」という気持ちが強くなります。すると、本当は気になっていることを言えなくなったり、無理に相手へ合わせたり、自分をよく見せようと頑張りすぎたりします。
しかし、婚活は一方的に選ばれるための活動ではありません。自分も相手を知り、この人と話し合えるか、安心して暮らせそうかを判断する時間です。
相手が何人と会っているかよりも、次の点を見てみましょう。
- 定期的に会う時間をつくってくれるか
- 連絡や約束を大切にしているか
- 前に話した内容を覚えているか
- 結婚観の話を避け続けていないか
- 意見が違っても丁寧に話せるか
- 自分だけでなく、相手からも関係を深めようとしているか
これらが見えているなら、ほかに仮交際相手がいたとしても、二人の関係は前に進んでいる可能性があります。
反対に、ほかに誰もいなくても、会う予定が決まらない、連絡が一方通行、将来の話を避けるという状態なら、安心できる交際とは言いにくいでしょう。
不安になったときほど、比較ではなく対話を
「ほかにも会っている人いる?」と聞くこと自体が、悪いわけではありません。ただ、その質問で本当に知りたいことは何かを、一度考えてみてください。
相手の人数を知りたいのか。自分への気持ちを知りたいのか。真剣交際に進める可能性を知りたいのか。目的が分かれば、聞き方も変わります。
仮交際中に大切なのは、見えないライバルに勝つことではありません。二人の間に信頼を積み重ね、将来について話せる関係をつくることです。
千葉県・船橋市で婚活をしている30代・40代の方の中には、仕事が忙しく、一人で考える時間ばかりが増えてしまう方もいます。
結婚相談所 Aira Marie(アイラマリエ)では、男女ダブルカウンセラーが、仮交際中の気持ちの整理や聞き方、真剣交際へ進むタイミングまで一緒に考えます。異性側から見た受け取られ方は、メインカウンセラーを通じてお伝えします。迷ったその日にご相談いただけます。
ほかの人の存在が気になったときこそ、比べるのではなく、目の前の相手との関係を見つめてみましょう。
婚活で最後に選ぶのは、
一番条件のよい人ではありません。
不安なことも含めて、
安心して話し合える人です。