
婚活で「いい人止まり」になってしまう男性へ
足りないのは人柄ではなく、
「もっと知りたい」と思われるきっかけです。
「お見合いのあと、『いい人なんですけど』と言われてお断りされることが続いていて」
40代の男性から、こうしたご相談をいただくことがあります。お見合いは穏やかに進んだ。失礼なこともしていない。それなのに、交際に進めない。「いい人止まり」という言葉が、頭から離れなくなってしまう方もいます。
この記事では、婚活で「いい人止まり」になりやすい男性に多い傾向と、次の一歩につなげるための工夫をお伝えします。
「いい人」は、ほめ言葉でもある
まず知っておいてほしいのは、「いい人」と言われるのは、決して悪いことではないということです。誠実で、失礼がなく、安心して話せた。お相手は、あなたのそうした人柄をきちんと受け取っています。
足りないのは、人柄ではありません。「この人のことを、もっと知りたい」と思ってもらうための、少しのきっかけです。
「いい人止まり」になりやすい、よくある傾向
- 相手の話を聞くばかりで、自分のことをあまり話していない
- 相手に合わせすぎて、自分の考えや好みが見えない
- 話は丁寧でも、表情や声が控えめで、楽しさが伝わりにくい
- 次に会いたい気持ちを、言葉にしていない
どれも、相手を大切にしようとするからこそ起こることです。少し意識を変えるだけで、印象は大きく変わります。
聞き上手に、「自分の話」を少し足す
お見合いで相手の話をよく聞くのは、とても大切なことです。けれど、聞くばかりだと、相手は「この人がどんな人か分からなかった」と感じてしまいます。
相手の話を聞いたら、「僕も○○が好きで」「実は、こういうことがあって」と、自分の話を一つ足してみてください。自分のことを少し開くと、相手も安心して話を広げられます。会話の広げ方は、婚活で会話が続かないときは?でまとめています。
「何でもいいです」をやめてみる
「どちらでもいいですよ」「○○さんに合わせます」。相手を気づかう言葉ですが、続くと、相手は物足りなさを感じることがあります。結婚生活では、二人で一緒に決めることがたくさんあるからです。
「僕はこっちが好きなんですが、○○さんはどうですか」と、自分の好みを伝えたうえで相手に聞く。それだけで、頼りがいのある印象に変わります。
楽しい気持ちは、表情と言葉で伝える
緊張していると、表情がかたくなり、声も小さくなりがちです。心の中では楽しんでいても、相手にはそれが伝わっていないことがあります。
「それは面白いですね」「今日は話せてよかったです」と、気持ちを言葉にしてみてください。笑顔を少し大きめにするだけでも、相手の受け取り方は変わります。口下手で悩んでいる方は、口下手な男性の婚活も参考にしてください。
「また会いたい」は、言葉にしていい
お見合いの最後に、「今日はとても楽しかったです。また話せたらうれしいです」と伝えてみてください。結婚相談所では、お見合いの返事はカウンセラーを通して伝えますが、その場で気持ちを言葉にすることは自然なことです。
相手は、「自分に好意を持ってくれている」と分かると、安心して次に進めます。気持ちを伝えないまま終わると、相手も判断に迷ってしまいます。
40代の男性だからこそ、出せる魅力
40代の男性には、仕事や暮らしの中で積み重ねてきた経験があります。仕事で大切にしてきたこと、休日に続けてきたこと、これからの人生で楽しみにしていること。そうした話は、相手に「この人と一緒にいたら、どんな暮らしになるだろう」と想像させてくれます。
控えめでいるより、自分の経験を自然に話すほうが、40代らしい落ち着きと魅力が伝わります。40代男性の婚活で変えられることは、40代男性の婚活は厳しい?でまとめています。
プロフィールにも「あなたらしさ」を
「いい人止まり」は、お見合いの前から始まっていることもあります。プロフィールの文章が「真面目です」「優しいと言われます」といった言葉だけだと、相手はあなたの人柄を具体的に思い浮かべにくくなります。
休日の過ごし方、仕事で大切にしていること、最近うれしかったこと。暮らしの具体を一つ二つ書くと、お見合いの前から「話してみたい」と思ってもらえます。自己PRの書き方は、婚活の自己PRに何を書くかでまとめています。
仮交際に進んでからも、同じこと
お見合いを通って仮交際に進んでも、「いい人止まり」で交際が終わってしまうことがあります。デートでも、相手に合わせるばかりにならず、「今度はここに行ってみませんか」と、自分から提案してみてください。
行き先を考えてくれる、次の約束をはっきり決めてくれる。そうした小さなリードが、「この人となら、結婚しても安心できそう」という気持ちにつながります。デートの誘い方は、仮交際の最初のデートの誘い方も参考にしてください。
お断りの理由は、カウンセラーと振り返る
お見合いのあとのお断りが続くときは、一人で理由を考え込まず、カウンセラーと振り返ってみてください。相手側の相談所から、お断りの理由の傾向が伝えられることもあります。
「話は楽しかったが、気持ちが分からなかった」「穏やかすぎて、印象に残らなかった」。自分では気づきにくい傾向が見えると、次のお見合いで何を変えればいいかがはっきりします。止まっている場所の見つけ方は、婚活がうまくいかないとき、止まっている場所は4つしかないも参考にしてください。
身だしなみで、もう一歩印象を残す
話し方だけでなく、見た目の印象が控えめすぎることも、「いい人止まり」の理由になることがあります。服がくすんだ色ばかり、サイズが合っていない。それだけで、本来の魅力が伝わりにくくなってしまいます。
清潔感を整えたうえで、明るい色のシャツやネクタイを一つ取り入れてみてください。表情が明るく見えるだけで、話の印象も変わります。40代男性の清潔感については、40代男性の婚活、清潔感は何を見られている?でまとめています。
「いい人」のまま、選ばれる人になる
「いい人止まり」を抜け出すために、無理に強気になったり、別人のようにふるまったりする必要はありません。あなたの誠実さや優しさは、結婚相手として何より大切な魅力です。
その魅力に、自分の話を少し、自分の好みを少し、気持ちを伝える言葉を少し。それだけで、「いい人」から「また会いたい人」に変わっていきます。
「いい人止まり」で悩んでいる男性の方へ
「いい人」は、ほめ言葉でもある。聞き上手に、自分の話を少し足す。「何でもいい」をやめて、好みを伝える。楽しい気持ちを表情と言葉で。「また会いたい」は言葉にしていい。
女性からどう見えているかは女性カウンセラーが、男性目線での組み立ては男性カウンセラーの橘が、お見合いの振り返りを一緒に行います。